HOKUSHIN北新建設株式会社

普段知ることのない現場の事を知った。なかなか顔を合わせる機会がない方と連絡を取り仕事をしていることは、自分にとってよい経験になっている。３度も入退職が出来たのは魅力があるのだと思う。現場立ち上げ時からの動向を目の当たりにした。初めて経験する大きさのトンネルは機械のサイズなどひとつひとつのスケールが大きい。専門知識ゼロからスタートしても毎日やっているとなんとかなる。貫通したときトンネルが完成したときはグッと来るものがある。道路や構造物が完成したときもグッと来る。現場を管理して作業員への指示が少し出来るようになった。作業員が移動する時にまた一緒に仕事しようと言ってくれた。資格をたくさん取ることができた。工事完成時の達成感・酒のうまさ・宿舎生活すべてが今日の基礎。厳しく過酷な環境で働く中で日々と共に過ごしてきた人との出会いが仕事を通じて得られたものである。数年後・数十年後に再会した時の喜び。一人でできるものは限りがあるが大勢で掛かれば無限にいろんなことが出来る気がする。地元の人に非常にありがたがられた時は、良い事をした気分だった。入社した当初の所長に言われた一言「この仕事を続けるには、ゼネラルになるかスペシャルに成るかしかない」、作業員とのコミュニケーションや声掛け、意思疎通が非常に重要である。作業員が良い仕事をしてくれなければ、我々の評価も何もない事、それをさせる努力が必要。我々の仕事は人間関係の上に成り立っている事を常々痛感させられる。貫通式で緊張の中、初めて自分で菰開きの儀をした。貫通式の酒樽の中で頭から浸かり溺れかけた。現場が変わるたびに新しい土地で初めて会う人と接し、素晴らしい人間性の人との出会いは自分の人生にも大きく関わる経験になる。トンネルを一本仕上げるための苦労や厳しさを学び地図に残る仕事に携わった事に達成感を感じた。心も体も鍛えるのに今では良い経験をさせてもらっていると思う。人間関係の難しさ。上下関係、作業員に対する接し方など様々な問題に対し、いかに冷静でいられるかは個人差があるが、自己主義にならず相手の気持ちを少しでも汲み取るようにしている。人見知りの自分が仕事の中で人見知りを克服し、労務管理・営業・社内の人間関係も克服してきたことに感謝。元請所長から「この現場で勉強して下さい」と言ってくれていろんな事を教えてもらった。20年経った今でもＯＢ会として年に1回ゴルフで集まりそれぞれの近況を報告。初めて工事中のトンネルに入ることができ、トンネルの大きさ・色・匂い、機械の振動・ズリの大きさを肌で感じることが出来た。入社時は任せられた仕事を行なっていたらよかったが、経験を積んでいくうちに、与えられる作業内容が重要な作業になり、判断を一つ間違えると周りの人・会社に迷惑をかけてしまうので、日々緊張感をもって行なうようになった。職員として現場を見て、安全で清潔な現場にしたいと思っている。元請・従業員などとのコミュニケーションの大切さ・難しさは、トンネル業では特に感じる。入社時は、建設と建築の違いも分からず、トンネルの構造・職種も分からなかった。自分がしている仕事がなんなのか、どう繋がっていくのか、分かるようになるまでに約一年かかったが、繋がったときは本当に頭に電球が光ったようにパッとした。